『卜』のオシエ by.ユヅキノウララ

古代日本史解説の資料用ブログです。

2023-01-01から1年間の記事一覧

百済初代王温祚王(おんそおう)と百済王温羅(うら)について

百済初代王温祚王(おんそおう、在位: 前18年 - 後28年)について。 百済初代王温祚王(おんそおう)は、源流を扶余(ふよ)に求める神話がある、氏は扶余または余。百済初代王温祚王(おんそおう、在位: 前18年 - 後28年)は、兄の沸流(ふっりゅう)が海岸に住…

古代出雲族とは ①天之菩卑能命の子の天夷鳥命、その末裔

⬛️古代出雲族とは 日本神話には、以下2系統に属する一族がそれぞれにある。1つは、スサノヲの子孫の十七世神、地祇系(ちぎけい)に属する一族。もう1つは、天之菩卑能命(アメノホヒ)の子孫は天神系、天孫族とある。 『出雲族(いずもぞく)』と呼ばれる…

比売神(ひめのかみ、比売神、比売大神、比咩神)

比売神(ひめのかみ、比売神、比売大神、比咩神)は、神道の神 (神道)であるのだが、あまり「認識」はなされていないと感じる。 神よ、神よというわりに、その分類や歴史をしっかりと「分別」出来る人々も少ない気はする。故に、このブログへ重要点を記して…

契丹古伝からの倭国大乱①日神オオヒルメと日孫と鏡

◆契丹古伝からの学び 契丹古伝の始まりは、満州奉天のラマ寺院に保管されていた古文書であり、明治38年に浜名寛祐が書写して発表したものが名付けられて「契丹古伝」と呼ばれている。全部で46章ある。 この始まりにあった古文書は、滅亡まもない渤海で成立し…

猿田彦大神と佐田彦大神と佐太大神①麻須羅神(ますらがみ)の御子神とは

当家、吉備卜部氏(うらべ)は、秦氏(はたうじ・はたし)に繋がる家系で、家系図にも記される。だから、秦氏や伏見稲荷などに関わる事も書いていこうと思う。 伏見稲荷に秦氏の祖神である『宇迦御魂大神(うかのみたまのおおかみ)』は祀られる。この神の配…

『蛇神』は「水の神」ではなく『山神』①原始の日本古来の『蛇神』

古代日本は大蛇、蛇の神への信仰の場 古代日本は大蛇、蛇の神への信仰の場であった。「縄文土器」にも「蛇」の造形が見受けられるのは有名である。神社の注連縄(しめなど)には「二元性」が表され、お正月の白餅=白蛇、稲荷の白狐=元は白蛇(稲荷者には必…

分れた出雲の系譜と饒速日命の妻と子供たち①前説

阿遅鉏高日子根神(あじすきたかひこねのかみ)=事代主の役職につく 事代主神とは=大物主大神である 事代主の妹とは=高照姫といわれる 事代主の妃は=高照姫とされる 阿遅鉏高日子根神(あじすきたかひこねのかみ)も事代主も「妹」と婚姻関係があること…

大国主神の考察①「火と水の神」の系図

國學院データベースの梗概からは、大国主神(おおくにぬしのかみ、=大己貴神)の系譜は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の系譜中(つまりは大国主の系譜と同じ、元は同じ)とされている。 「『古事記』の中での出雲神話中に記された素戔嗚命の系譜は、大国主…

縄文人・縄文時代とは①

古代日本の縄文人とは、「石槍を手に狩猟のみ行った原始的な民族」ではなく、もっともっとさらに高度な技術と文明を有していた。現在の『縄文人』とは、もうイコール『原始人』ではない。発掘調査と研究と解明がますます進んできている。 縄文時代の足跡を辿…

うららの古代日本史ブログ開設★ご挨拶

こんにちは。 ユヅキノウララというペンネームにしておきます。 urala もうそのままですが弓月の…ルーツをもつ家系の末裔です。 当家についての家系の歴史、口伝家伝含めた古代日本史の『卜』の歴史をつらつらと書いていきたいと思います。 ウララは、ワード…