『卜』のオシエ by.ユヅキノウララ

古代日本史解説の資料用ブログです。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『蛇神』は「水の神」ではなく『山神』①原始の日本古来の『蛇神』

古代日本は大蛇、蛇の神への信仰の場 古代日本は大蛇、蛇の神への信仰の場であった。「縄文土器」にも「蛇」の造形が見受けられるのは有名である。神社の注連縄(しめなど)には「二元性」が表され、お正月の白餅=白蛇、稲荷の白狐=元は白蛇(稲荷者には必…

分れた出雲の系譜と饒速日命の妻と子供たち①前説

阿遅鉏高日子根神(あじすきたかひこねのかみ)=事代主の役職につく 事代主神とは=大物主大神である 事代主の妹とは=高照姫といわれる 事代主の妃は=高照姫とされる 阿遅鉏高日子根神(あじすきたかひこねのかみ)も事代主も「妹」と婚姻関係があること…

大国主神の考察①「火と水の神」の系図

國學院データベースの梗概からは、大国主神(おおくにぬしのかみ、=大己貴神)の系譜は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の系譜中(つまりは大国主の系譜と同じ、元は同じ)とされている。 「『古事記』の中での出雲神話中に記された素戔嗚命の系譜は、大国主…

縄文人・縄文時代とは①

古代日本の縄文人とは、「石槍を手に狩猟のみ行った原始的な民族」ではなく、もっともっとさらに高度な技術と文明を有していた。現在の『縄文人』とは、もうイコール『原始人』ではない。発掘調査と研究と解明がますます進んできている。 縄文時代の足跡を辿…